ワインに関するサスティナブルな取り組み

by My Best Cellarスタッフ

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ワイナリーにおけるサスティナブルな取り組み

サステイナブルなワイン作りを行うワイナリーは、

・化学肥料を使用しない

・遺伝子組み換えのブドウを使用しない

・廃棄物・資材を再利用する

・コラージュに動物性の素材を利用しない

など様々な取り組みを行っています。

My Best Cellarは味はもちろん、

そんな地球環境などに取り組むワイナリーを厳選しています。

 

”環境価値の高い”認証を得たワイン

ワイナリーのサスティナブルな取り組みは、

「認証マーク」でも知ることができます。

今回は、当ショップでお取り扱いしているワインの生産国やEUの認証を中心にご紹介したいと思います。

 

HVE(Haute Valeur Environnemental: 環境価値重視)認証

HVE認証は、環境保全に力を入れている農家に与えられるフランスの認証です。

HVE、オーガニックワイン、サスティナブルワイン

「生物多様性の保全」「植物防疫戦略」「施肥管理」「水資源対策」の4つの指標について、レベル133段階で評価されます。

環境への取り組みが、4つの指標全てにおいて基準を上回っていると評価された「レベル3」の農家のみ、HVE認証マークを使用することができます。

  • レベル1(環境認証):農家が「持続可能な栽培」に関する基本的な知識を持っている。
  • レベル2(環境認証):農家が「生物多様性の保全」「植物防疫戦略」「施肥管理」「水資源対策」の4つの分野で環境価値認証の最低基準を満たしている。
  • レベル3(高環境価値認証):4分野について算出された農地の環境価値が、各分野で定められた基準を上回っている。(HVE認証マークを使用可能)

 

今回当ショップでもこちらのHVEの称号を得たワインを扱っています。

~Abbaye de Fontfroide(アベイ・ドゥ・フォンフロワド)~

フランス/赤ワイン/ 60% Syrah(シラー), 40% Grenache(グルナッシュ)

フランス/ 赤ワイン/ 50% Syrah(シラー), 25% Grenache(グルナッシュ), 25% Mourvèdre(ムールヴェードル)

~Château Montana(シャトー・モンタナ)~

HVE認証の対象は、農作物や畜産など多岐にわたります。

フランスでは認定農家が徐々に増加しており、202171日現在では19,216の農家がHVE認証を受けています。

画像出典:フランス農林水産省(https://agriculture.gouv.fr/les-chiffres-cles-de-la-haute-valeur-environnementale-hve )

特に、多くのブドウ農園が認証を受けており、HVE認証を受けた農家の約8割を占めています。

フランスでは、HVE認証マークの付いた環境に優しいワインが多く生産されているのです。フランス産のワインを選ぶ際には、ぜひHVE認証マークも参考にしてみてください。

 

ナチュラル・ワイン(自然派ワイン)の認証

Vin methode nature

Vin Nature

フランスのロワール地方で、ナチュラル・ワインの製造を行う生産者団体が設立されました。この団体は、フランス政府にも公認されています。

団体のメンバーが製造するワインのうち、有機農法で栽培されたブドウを使用し、製造地域由来の天然酵母で醸造し、亜硫酸塩などの添加物を使用しない等の規定を満たしているワインのみ、「vin methode nature」を名乗ることができます。

  

 

オーガニック・ワインの認証

ユーロリーフ

euro leaf

食品の原産地や生産方法が、EUの有機農業規則に準拠していることを証明する認証です。ロゴマークと合わせて、認定機関のコード番号や原材料が生産された場所が記載されています。EU加盟国内で生産、包装されるすべての有機食品に対して、表示が義務化されています。

ユーロリーフ認証では、赤ワインは100mg/L、白ワインは 150mg/Lまで亜硫酸塩(添加物)の使用が許可されています。

 

エコセール

ECO CERT

フランスに本拠地を置く、世界最大規模のオーガニック認証機関・エコセールによって与えられる認証です。

化学製品、肥料、除草剤を一切使用していない有機栽培の農作物に与えられ、ブドウの品質や使用している肥料の種類のみならず、土壌検査や製品の保管場所など、認証取得までに様々な評価項目があります。

ブドウの無農薬有機栽培を5年以上続けてはじめて取得できる認定で、このマークを表示するためには、毎年、厳しい検査をクリアしなければなりません。

アグリキュルチュールビオロジック(AB)

AB

フランス政府が制定した、土壌から栽培、加工、出荷に至る全工程で化学肥料や農薬、添加物などを一切使用していない商品のみに与えられる認証です。認証マークの使用が認められるのは、オーガニック認証機関であるエコセールによる審査をクリアし、EU圏内で加工された製品に限ります。

先にご紹介したエコセール認証は100%オーガニック(有機栽培)を証明するものであり、AB認証はワインの加工の段階でも添加物を使用していないことを証明するものです。

なお、酸化防止剤については、EU法で定められている基準の2/3までを上限として使用を認めています。EU法では、赤ワインは160mg/L、白ワインとロゼは200mg/L、甘口ワインは400mg/Lまで使用できます。

 

 

ビオディナミ・ワインの認証

デメテール

ドイツの認証機関であるデメテールによって、ビオディナミ農法を行なっている農家に与えられる認証です。

1997年にはデメテール・インターナショナルが設立され、ドイツやヨーロッパのみならず、世界50カ国以上でビオディナミ農法を実践している企業や農家が参加する世界的な団体となっています。

この認証は、ビオディナミ農法を実践してからなんと7年以上経っていないと取得できないという規定があり、厳しい基準を満たす必要があることはもちろん、長い歳月をかけてビオディナミ農法を貫いている農家のみに与えられる認証なのです。

ビオディヴァン

ブドウ栽培において厳格なビオディナミ農法を実践する農家によって組合が設立され、彼らが独自に作成したビオディナミ農法のガイドラインに沿って栽培・醸造が行われている農家に対して与えられる認証です。

亜硫酸塩(添加物)の許容量は赤ワインで80 mg/L、白ワインで105 mg/Lとなっています。

 

 

いかがでしたか?

原料の生産方法や農地環境、ワインの製造工程などに対して、たくさんの認証があります。

ワインを手に取った際、是非ラベルをご覧いただき、ワイナリーのサステイナブルな取り組みを感じて頂ければ幸いです。

注:小規模なワイナリーでは、費用面で認定を受けられないケースもあり、オーガニックワインでも認証がない場合があります。